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引田の町並み探訪

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食に歴史と風情あり。 うどんと一緒に今日も、アレ食べよう。

うどん店かめびし屋に来たからには、うどんだけで終わらせるわけにはいかない。ワンコインと言っても500円ではなく、100円あれば、あなたもすっかり「食の風土記」仲間だ。
季節ごとにプラスアルファのラインアップをお楽しみいただいているが、8月9〜16日は、「お盆」干しえび素麺である。引田産の干しえびで取ったダシに、すだち酢としょうゆを合わせた後口さっぱり味。疲労回復にも効果を発揮し、さわやかな涼を運んでくれる。町並み散策途中、スタミナ切れになりそうな時も、ぜひ立ち寄りを。もちろんお盆は休まず営業している。
そして、9月4〜10日は「栗節句」。いつもの炊き込みご飯が姿を変え、大人も子どもにも好まれる栗赤飯が名乗りを上げる。この時期、引田ではホクホクの栗入り赤飯を作って食べ、神様にもお供えしたという。収穫の喜びを感謝しつつ、モリモリ食べて残暑もパワフルに乗り切りたい 。



町おこしのセオリーは、 傍観ではなく、参加した方が楽しい。

町並み・建物保全、空き店舗活用、町おこしイベント開催…引田に熟慮すべきことはあふれている。しかし、それだけに可能性を秘めているのではないか。と、言うのも引田町並み保存会(山田和弘会長)のもと、次々と新たな展開が生まれているのだ。
最近では、空き家となっていた阿部邸に「風まち処・いちばん」が店を構えた。第1・.3日曜だけのオープンだが、いにしえを伝える趣深い古布を使った和小物がずらり。革製バッグのオーダーにも応えてくれる。
さらに元大庄屋だった旧井筒屋は、来春には改修工事が終了し、レストランの出店、レトロな映画鑑賞会も復活予定。京阪神のショップ経営者も狙いを定める注目のスポットになりつつある。
町おこしは、ただ傍観しているだけじゃ、つまらない。その世代ができることを少しずつ引き受けながら、得意なことをパッチワークのようにつなぎ合わせ、オリンピックじゃないけれど、参加することに意義と面白さがある。そう思う今日この頃である。



夏期限定ひんやりセットは、 ここだけの美味がいっぱい。

日中の最高気温が35度を超える真夏日は当たり前。暑中お見舞い申し上げます。なんてありきたりの挨拶は通用しないくらいゼイゼイ息苦しい毎日ですが、皆さん、無事に生存してらっしゃいますでしょうか。したたる汗をものともせず、うどん店かめびし屋は、今日も元気にやっております。
さて、ここで提供するのが、夏期限定ひんやりセット。高知でわずかな農家しか生産していないジャンボ青とうがらしを1年半つけ込んだ、かめびし特製「とうがらししょうゆ」をかけていただく「しょうゆうどん」、冷たい麺にシソ、ゴマをトッピングした通好みの冷たい「もろみうどん」、具たっぷりの「炊き込みご飯」、そして、地元産ホタテの貝柱と三つ葉の「サクサク天ぷら」。うどんは、半玉ずつになっているので、程よい腹持ち加減も心憎い。
数々のこだわり食材を配した多彩なバリエーションは、体ひんやり、気分ほんわり。9月末までの限定版で、御代は700円でございます。



引田に住むということは… つまり癒されるということ。

大阪から引田に転居してきた夫婦がいらっしゃる。
大阪府の職員として任務を全うした池田雅夫さんと看護婦だった奥さんの信子さんが移り住むこと約1年半。「ここには何でもあるじゃないですか」。温和な笑顔から虚偽のない真実の思いが伝わってくる。実は、池田ご夫妻、転居を決める5年前から月1回、この土地を借りて農作業に勤しんでいた。「もう引田に行く日が、待ち遠しくて、待ち遠しくて。全国を旅しましたけど、この町に癒しを感じました。だから引越しに戸惑いなんて全然なかったですよ」。
朝、お天道様とともに目覚め、畑で農作業、小海川にボートを浮かべて釣りを楽しみ、1日の終わりに収穫したものを味わう。どうぞ、どうぞ…と通された部屋には、川面をつたう涼やかな風が流れ込み、夏でもクーラーいらず。ご近所さんとの交流の輪も広がって、まさに第2の人生を謳歌している。
「私たちの田畑がある観音谷(かんのんだに)の池は、今、蓮の花が満開。オハグロトンボにベニトンボも飛び交って、そりゃ美しい」。自然に抱かれた自給自足のスローライフ。この上ない贅沢の存在に気づかなかったことにと、ふと気づかされた。



愛魚屋さんが生みだした秘伝の旨さ ハマチのヅケ丼

引田はハマチ養殖発祥の地として知られている。料亭「桃山ひろせ」も経営する廣瀬鮮魚3代目・廣瀬仁之さんが、この食材をなんとかいかせないかと試行錯誤を繰り返し、全国的にも珍しい「ハマチのヅケ丼」を生み出した。それがじわじわ評判を呼び、今では地元のみならず遠来にも多くのファンを持つ、一つの引田名物である。
水揚げされた活きのいいハマチをさばき、秘伝の甘辛タレにつけ込むこと数時間。身の状態や天候と相談しながら、包丁入れを見定める熟練技。お客様にベストなおいしさを提供するため、完全予約制という徹底ぶりもうなづける話だ。
ふっくらご飯に贅沢感を放つ分厚いハマチ、シャキシャキの山芋、ネギとゴマの薬味…表現しがたい充実感が、喉元を通り過ぎていく。臭みがないため、魚嫌いの人でも問題なし。
お値段は、お吸い物と漬物が付いて840円。お持ち帰り・地方発送用に真空パックした「ヅケのセット」も用意されている。

ご予約・お問い合わせ
桃山ひろせ
東かがわ市引田2531
TEL:0879-33-3119
営業時間は、11:00〜14:00、17:00〜21:00
毎週月曜休
P20台
http://www.momoyama.show-buy.jp/



空き家再生プロジェクトが動きはじめた。

「かめびし」が立つ東かがわ市引田松ノ下地区は、「ニューツーリズム」計画により、旧井筒屋邸の修復・改築事業が進められている。また、町並み保存会のボランティアスタッフが中心となった「ひなまつりイベント」の開催、毎週日曜は、旧引田郵便局「風の港館」を拠点とした町並みガイド、カフェがオープンするなど、にわかに県内外から脚光を浴びだした。
しかし、こうした町並み保存を呼びかける一方で、維持管理が困難な理由から取り壊されて更地になったり、倒壊する建物が続出。空家もしばしば目につき、この町にとって、まさに今が踏ん張りどころである。
先ごろ地域内外の有志により発足した「空家再生プロジェクト」チームは、町並み保存会、及び、市との連携のもと、空きスペースの調査、空家の再生、利用イベントの具体案を検討している状態。だが、その前に企画を詰め込む建物の補修が大前提だ。
そこで発案されたのが、一般から広く参加者を募るプラン。漆喰壁の撤去、ラス網はり、漆喰塗り、本葺き瓦屋根の補修など、現代においてなかなか体験できない作業をプロの建築技術者が指導にあたりながら実施する計画が進められている。
日進月歩とまではいかないが、前進するのみの町並みづくりは、多くの人たちの協力によって芽生えた可愛いらしい双葉が、すくすく青空に向かって伸びてきた。もっともっと大きくなって、美しい花を咲かせることを願うばかりだ。決して傍観者にならず、一緒に参加すれば、喜びも倍増するはず。まずは、自分たちにできることから踏み出したい。



愛すべき、わが町「風の港 引田町並み」のポストカードができました。

引田の町を訪ね歩き、美しい風景を絵筆にしたためている方がいらっしゃると風の便りで聴いていた。その画家は、荒田秀也さん…淡い水彩画で描かれた町並みは、荒田さん独自のフィルターにかかり、さまざまな表情を醸しだしている。
引田郵便局、旧井筒屋、水谷屋旅館、日下邸、そして、かめびしも貴重な1枚に加えてくださっていた。焼杉の塀、精密に重ねられた石垣、潮の香り漂う昔ながらの佇まい、生活の匂い行きかうノスタルジックなスポット。今回、東かがわ市ニューツーリズム戦略会議の手により、全部で10ショットがポストカードになった。
「風の港 引田町並み」は、10枚組で630円、5枚組350円、1枚80円からでも購入できる。さらに町並みの特徴や歴史、見どころを記したリーフレットも出来上がった。一歩外から眺め、再度、中へ踏み込んだ新たな視線。ぜひ、ご覧いただきたい。



点から線、そして立体への空間づくり。息吹をそそぐ、アキ店舗利用。

最近、引田へ足を運んでくれる観光客が増え、それに伴って町並み保存、町おこし活動も熱をおびてきた。うれしい限りだが、今、地域で頭をもたげている検討課題は、空き店舗をどうするか。点在するスポットをいかにつなげていくかである。
耳の痛い話だが、「町並みを歩く時、見どころが途切れてしまうと、そこで動きは止まってしまう。車も気になりますね。歩いていると危ない感じ。一部のエリアは日曜だけでも歩行者天国にすればいいかも。もっとお店があったら」観光客から届けられる千差万別の声。行ってみたくなる、歩きたくなる空間づくりは、本当に難しい。
アーティストの創作拠点、引田ならではの体験教室、ここでお店を開きたい人、住みたい人を県内外から募集してみては…今、引田ではグラグラ煮えたぎる「希望」のマグマがうごめいている。これからも、多くの人が変わりゆく町を追いかけ、意見を寄せ続けてくれることを願うばかりだ。



カエルの合唱が聞こえたら…大地の香りあふれる「半夏」の小麦団子

アスファルト、コンクリート化が進み、カエルの姿を見なくなった。と、危惧する声が広がる一方で、引田はまだまだ健在。カエルの大合唱が年末の第九のごとく、あちこちで聞こえる。田植えシーズンの到来だ。
稲の品種改良、機械化により、田植え事情はずいぶん様変わりしてきたが、古くから田植えは、半夏までに終えるようにと言い伝えられていた。夏至から数えて11日目に当る日を半夏生(はんげしょう)、略して半夏(はんげ)。太陽暦では7月2日頃で、この梅雨明け、田植えの終期に小麦団子を食べる慣わしが引田にはあったという。
小麦団子は、漂白を施さない国産小麦使用。少々色黒でキメは粗いが、ふくよかな甘みと大地の香りを携える。ささげ(小豆)と新とれのそら豆、2種類の餡でいただく。今となっては、小麦団子自体も珍しく、ましてやライトグリーンのそら豆の餡も滅多に口にすることはない。
もったいぶった書き方をしてしまったが、平たく言えば、5月29日〜6月4日までの食の風土記は、「半夏」の小麦団子が、うどん店かめびし屋にお目見えする。田植え疲れの方も、そうでない方も、懐かしくて新しい手作りの味を舌の記憶に残しておきたい。



捨てるものがないのが、かめびしの根源 おいしさ再発見の「醤油粕」
もろみを絞った後の「醤油粕」。これに炒りゴマとオカカを加えてフリカケ、炒め物や煮物など料理の隠し味に使ってもいい。材料や製法にこだわったかめびしの醤油粕には、絶対的な安心感があり、旨み成分や生きた酵母が、しっかり残っているのだ。
京都の漬物屋さんが、そこに着目し、「こんなおいしいものを食べない手はない」と、このほど醤油粕を使った野菜漬けの商品化に成功。東京のおせんべい屋さんでも、試作に取り掛かっている。先日、日本橋高島屋で行われた「どっちの料理ショー」のイベントで、来場者に差し上げたところ、「いい味してる。またもらいに来たんだけど」と、再び、訪ねてくださる方も…。予想をはるかに上回る反響に、思わず頬を緩ませてしまった。
すぐれもの再発見…ご希望の方には、醤油粕を無料で差し上げている。そして、願わくば、この醤油粕を使ったアイデア料理レシピも教えていただけませんか?「私はこんな風に使っているわよ」の声を、スタッフ一同、お待ちしております。


日曜・祝日だけにオープンする。んん、新しい郵便局のカフェ?
淡いクリーム色のモダンな洋館。八角形の窓もしゃれた建物は、昭和7年に建てられた旧引田郵便局なのである。中へ踏み込むと公衆電話室も健在。レトロなテーブルにイス、アンティーク風のカップや食器…はるか彼方の時代にタイムトリップした気分になってしまう。今はボランティアガイドの待合所として使われているが、実はもう一つの顔を持っている。と、いうのは、日曜・祝日の午前10〜午後3時まで、カフェがオープンするのだ。その名も「カフェ・ヌーベル・ポスト」。フランス語で新しい郵便局という意味を持つ。
「歴史ある建物に手を加えず、昔のままの姿を大切にしながら、落ち着ける空間づくりをしていきたい」とオーナー。実は、JR引田駅前で人気を呼ぶ「カフェ・ド・カンパーニュ」の出張カフェである。
メニューは、炭火焼コーヒーにベイクドチーズケーキ、オレンジとグレープジュースの4種類のみ。ケーキとドリンクのセットが600円で楽しめる。シンプルなラインナップだが、状況が整い次第、ランチも登場する予定だという。引田の町にさわやかな息吹を吹き込む、また新たなブレイクスポットが誕生した。


ボランティアガイドも活躍中。ようこそ、風の港へ。
塩・砂糖・綿の讃岐三白を運ぶ物流拠点として栄えた風の港・引田には、今でも江戸時代の面影が残っている。ここ数年で、にわかに脚光を浴びはじめ、3月のひな祭りイベントでは、県内外から観光客が押し寄せて大賑わいだった。その裏には、「引田町並み保存会」の並々ならぬ努力があることは間違いない。
有志で結成した当会は、旧引田郵便局・「風の港館」を拠点に、毎週日曜の午前10〜午後3時までボランティアガイドも行っている。嬉しいことに、かめびし屋からスタートし、旧井筒屋・日下家・旧引田郵便局・積善坊・善覚寺・萬生寺をめぐるルートだ。丸瓦になまこ壁、レンガ煙突…ノスタルジックな建物のほかに、町中を縦横無尽に走る狭い路地は必見。自転車で通るのがやっとの細さだ。この道を東に突き抜けると、目の前にパァーと広がる青い海。意外なスクリーン展開には圧倒させられる。
あ、そうそう。このルートには、かめびしうどん店の食材調達でお世話になっている「はぎの商店」もある。午前中ならプリプリの「まる天(魚のすり身を揚げた丸型の天ぷら)」あり。大口開けてほおばりたい。

ボランティアガイド
平日以外は予約が必要です。
東かがわ市経済課
TEL:0879-33-2504


え〜知らなかった。の声が続出。かめびし醤油の『色』は、安心の証拠!!
かめびし醤油は色が濃いから、塩分が多くて辛いんじゃないの?なんて声が届くことがある。もしそう思っている人がいたなら、大きな誤解。ラベルを見れば一目瞭然だ。
かめびしで使用している原材料は、国産大豆に小麦、食塩、にがり、そして手間ひまを惜しまない長年の職人技がすべて。漆黒のムラサキは、天然素材ならではの安心の『色』なのである。
量販店などで出回っているほとんどの醤油は、3ヶ月から6ヶ月の短い醸造期間で仕上げる。だからは色もうすいし、旨みもまだまだ足りない状態なのだが、出来上がったものにさまざまな化学調味料、カラメルその他、もろもろの要素を足して醸造期間の短さを補うそうだ。かめびしのあの濃い色は2年、3年という長い年月をかけるからこそできる自然の旨みの色だったのだ。
さて、うすくちしょうゆは逆に色のうすいことが条件なのだが、塩分はこいくちよりもずっと高い。
じゃあ、かめびしの「うすくち醤油」はどうなのかというと、淡い色にするために考え抜いた原料配合で、それでも1年3ヶ月以上熟成。ほとんどの市販のうすくちしょうゆが3ヶ月ほどの短期醸造でできあがることを考えるとやはり熟成期間がとても長い。
当然一般のうすくちより少し色は濃くなるわけだが、その分バランスの取れた旨みを兼ね備えた仕上がりとなる。使ってみて初めてわかったのは結構少しの量で済むということ。だから吸い物や煮物もコクがあり、おいしくできるし、色も気にならない。是非かめびしのうすくちを使いこなせるようになりたいものだ。
歴史が培った深い味わいと色を改めてお試しいただきたい。


早乙女さんの「まかない」、サイケ茶米の登場。こんな味があったなんて…。
こいのぼりが新緑の波を元気に泳いでいる。先月もチラリ紹介させていただいたが、5月1〜5日の食の風土記は、子どもたちの健やかな成長を願う「端午の節句」ならではの「ちまき」。町並み探訪の後に、うどんや炊き込みご飯でお腹を満足させ、芳しい萱の葉に包まれた蒸しあげ団子・ちまきの甘みで、ほおを緩ませていただきたい。もちろん子どもでなくてもOKだ。
つづく5月15〜21日は、田植えシーズンに食された珍しいメニューがお目見えする。古くは、お手伝いの早乙女さんのまかないとして作られたのが、おこわや海老入りのかきまぜ寿司、さらに間食には、「サイケ茶米」が定番だったそうだ。
苗の植え始めを引田ではサイケと呼び、水の代わりに番茶で炊いた「サイケ茶米」に、小米や二番米を炒って塩で味付けしたものをパラパラとふり掛けていただいたという。ほんのり塩味の茶米に、香ばしい炒り米。理にかなった習慣をしのぶ「塩味サイケ茶米」が、疲れた体を癒してくれそうだ。もちろん、元気な人は、もっと元気になれるはず。


お得なスペシャルコラボが、発車オーライ!
県外のお客様にも日頃からご愛顧いただいているかめびしに、うれしいニュースが飛び込んできた。ホテル+飛行機+バス観光がセットになったオプショナルツアーが登場するのだ。んん、それは何だ、何だ。と思われた方、よくぞ聞いてくださいました。
日本航空(JAL)で徳島空港に到着したのち鳴門の渦潮、東かがわ市の和三盆でおなじみの三谷製糖さんに立ち寄り、かめびしでうどんを食し、香川の代表的な観光スポット・屋島、栗林公園・金刀比羅宮をバスで巡って、高松市内のホテルで宿泊、高松空港から帰路に着く。こんなスペシャルなコースが4月1日からスタートするのである。
今までホテルと飛行機がセットになったフリープランは、よく耳にしたが、なんとバスツアーまでついてくる。しかも費用はリーズナブル。これなら県外の皆さんも気軽に足を延ばしていただけるのではないか、また、多くの方との出会いが生まれるのではないかと、スタッフ一同、心待ちにしている。
3ヶ月の期間限定だが、四国は遠いよね〜なんて思わずに、ぜひ、この機会に初上陸を果たしていただきたい。香川県人が言うのもおこがましいが、結構、ツボを押さえたコースだと思う次第です。


全国から集まるオンリーワンの人形劇
アンデルセンの物語に出てきそうな建物だなぁ。高松自動車道を走っていた時、横目でチラチラ見ながら、ズッーと気になっていたのが、この「とらまるパペットランド」である。とにかく広い。18ヘクタールと聞いて、ピンとこないと思うが、甲子園球場の4倍以上もある。大きく深呼吸して、手足をグーンと伸ばしたくなるスポットだ。
さてここに日本中のプロの人形劇団が大集合する「人形劇場とらまる座」、見て、触れて、学ぶ体験型博物館「とらまる人形劇ミュージアム」、ヨーロッパの街並みを2分の1サイズで再現した「ミニチュア児遊館」などが点在している。じゃあ、子どもの遊び場だなと考えるのは、余りにもせっかち過ぎる。
「山にも石コロにも命がある。そうしたモノに命を与えることが人形劇の楽しさなんです」とスタッフの皆さん。この場所では、年齢に関係なく瞳キラキラ。遠い昔に置き去りにした?ピュアな心がよみがえってくる。
年間173日の公演が予定されており、見応えも十分。3月27日〜4月4日には、とらまる人形ミュージアム開館1周年記念「春休みとらまるパペットフェスタ」も開催される。ミュージアム+劇場+児遊館のAセット券(1000円)にステキな記念品つきだ。何度も言うが、子どもだけのものにしておくのは、やっぱりもったいない。

東かがわ市西村1155
TEL:0879-25-0055
開館時間:午前9時〜午後5時
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始

とらまる座観劇料500円
人形劇ミュージアム入場料500円
ミニチュア児遊館入館料200円
対象3歳以上〜大人


スキーは、冬だけの特権じゃないのです
そろそろ桜便りが届きそうな気配だが、スキーシーズンはこれから??ここ東かがわ市にある「サンビレッジしろとり」は、人工スキー場だから1年中いつでも利用OK。雪が少ない香川ならではのアクティブスポットだ。山の斜面を滑り降りれば、「私は風になる〜♪」と叫びたくなるような、爽快気分を味わえること間違いなし。
全長280メートルのメインゲレンデのほか、ソリで遊べる幼児用ゲレンデ、レストランもあるから家族でめいっぱい過ごせるのも魅力的。リフトを使って頂上まで登ると、今度は穏やかな瀬戸の海はもちろん、晴れた日は、対岸の岡山、小豆島や女木島といった島々だって望める。
ブーツやストックはレンタルできるので、ふらり立ち寄っても体験可能だ。ただし、美しい顔や体を傷つけてはいけないので、長袖・長ズボン・手袋を着用するなどして、必ず我が身を守るべし。
3月までは土曜のみナイター営業、4月から土日開催予定だ。桜吹雪が舞い散るゲレンデでワイワイ自然とたわむれる。雪山シーズンが終わったら、ベテランも初心者も、ここで、さぁさ、練習、練習〜!

東かがわ市帰来1077-1
TEL:0879-25-5001
営業時間:午前9時〜午後5時
ナイター営業日:午前9時〜午後9時まで
(4〜11日は土・日曜、12〜3月は土曜、夏休み期間中は休場日以外は全日)
休場日:毎週月・火曜(祝日の場合は翌日および翌々日)


一流であるために、本物であるために、こだわるべきことがあります。
かめびし屋のカツオ節は、京都の老舗「うね乃」から取り寄せている。ダシにトッピングに、ふんだんに使っているが、一目見て分かる通り、高級な厳選カツオ節である。1月下旬、その「うね乃ご一行様」が、京都から社員研修をかねて訪ねてくださった。
4代目の奥さん・采野佳子さん曰く「店内であれこれ指導するより、外へ出て、良い所、悪い所を実際にスタッフ自身が体感し、真のサービスとは、一流であるために必要なものは何かを考えることが大切ではないかと思うんです」。さらに「本物の味は、それなりの値段になる理由があります。手間ひま掛けて、品質にこだわって作ったら、そうそう安くはできない。そして、何よりも思い入れですよね。かめびしさんも同じじゃないでしょうか」とも力説した。
こだわって当たり前、その中から生まれる一流の味わい。に、加えて、本当の意味でのサービスの提供。私は、通りすがりのライターだが、やけに心に響く言葉だった。どんな時代でも、本物は生き残るはず。

うね乃
京都市南区東寺西門通り御前角
TEL:075-671-2121
FAX:075-671-5345


海賊市場といっても、海賊はおりませんので、あしからず
もともと漁業の町でもある東かがわ・馬宿川そばで、気になるスポット発見。かめびし屋からも、そう遠くはない。「四国は良質な魚の宝庫なんですよね。こんなステキなものを、ぜひとも多くの皆さんに食べてもらいたい。それが私の願いです」と徳元佳子マネージャー。広々スペースに四国の魚介類、特産品がずらり。
なんといっても目玉は「海賊工房の生切り一夜干」。とれたての生きた魚介を、その日のうちに加工するから、おいしさそのまま。平成15年度「かがわ県産品コンクール」で、アイデア賞を受賞したほどだ。「お刺身でも食べられる鮮度のいいものを一夜干にしています。だから身の透明度が違うでしょ」と徳元マネージャー。
『魚が好き』とここまで力説されると、あ〜愛を持って食べなきゃ!と思ってしまうのである。店内にある魚介類から自由に選び、その場でさばいて刺身、一夜干は炭火焼で、即座に味わえる。サザエに醤油をたらして、タイにカマスにアジにメバルをジュウジュウ…ここに来れば、魚嫌いも解消されるかもしれない。

海賊市場
東かがわ市馬宿434-1
TEL:0879-33-2510
FAX:0879-33-2511


トンネルを抜けると、そこは…。そして、あの信号は・・・
「かめびし」へ高松から向かう時、私は高松自動車道を利用する。国道11号線を地道に走るのも一興だが、高速道路だと高松から引田まで約30分、スイスイスイ〜なのである。アッという間ではあるが、このルートにいくつか訳あってロマンを感じてしまう。
高松中央ICから高速に乗り、しばらく山並みを楽しんでいると、三木トンネルを越えたあたりで穏やかな海が垣間見えるようになる。さらに志度トンネルを抜けて津田トンネルへ。空と海の青さが一体化する瞬間、ハッと目が覚めるような感覚に襲われる。かなりステキなシチュエーションだ。
ロケーションをさりげなく横目で確認しながら、白鳥トンネルを過ぎれば、引田ICはすぐ近く。ぐね〜っとしたカーブをいくつか曲がってスピードダウン。ここから国道11号線に突入する第一関門の感知信号もいい。停止線にピタッと車が納まっていないと感知してもらえないピンポイントタイプなのだ。飛び出しすぎても引っ込みすぎてもいけない。「感知中」という合図が表示されるまで、車を微妙にウィンウィン移動させたりする。これがやけに私の好奇心をくすぐるのである。


幸せがやってきそうなスポットなのです
私の好きな風景と言っても、私が誰だかわからないと思うが、私は月一回、かめびし屋にやってくる、いわばオブザーバー?である。ま、一般ピープルの意見としてお聞きいただければと思うのだが、私のルートは、高松から引田まで高速道路を走らせ、その後、国道11号線から海方向へ左折し、マルナカや引田小・中学校を横目に誉田八幡宮前の御幸橋(みゆきばし)を渡って、かめびし屋を訪れる。
この朱塗りの御幸橋を渡るとき、「ああ〜来た来た〜」という何ともたとえ難い幸福感に包まれる。そして、かめびし屋から御幸橋、引田の氏神様である誉田八幡宮を一直線に望む風景が、大好きなのである。
誉田八幡宮は、県から保護指定を受けるウバメガシやカズラなど、珍しい樹木や草花が生い茂っている。「昔は子どもたちがターザンのように、カズラにぶらさがって遊んでましたよ。今は危ないので、さすがにできませんけど」と宮司さんがなつかしそうに話してくださった。
ちなみに2004年の正月3が日、ここでは、お神酒の振る舞いが例年のごとく行われる。鎮守の森に守られた誉田八幡宮で参拝したら、御幸橋を渡り、ベンガラ色のかめびしで初うどんを食す。トコトコ幸せがやってきそう〜!こう感じるのは、私だけではないはずです。
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